回転:軸回り コマンドは、選択要素の回転変換を行います。 要素の大きさは変化しません。
回転移動の与え方は、回転軸が与えられれば、次の二つを指定することで決まります。 回転:軸回り コマンドでは、これらをマウスまたはKBで指示します。
回転変換の回転軸は手順2の中心点を通過する、 中心点を指定したビューの作業平面の3つの軸(ノーマル(N), 横軸(U), 縦軸(V)) のいずれかになります。任意の回転軸を利用した回転変換をする場合は、 回転:回転軸指定 コマンドを利用します。
オブジェクトを指定
のプロンプトが出ている状態で、
移動したいオブジェクトを選択します。
複数のオブジェクトを選択することができます。
Enter キーを押して、選択状態を確定します。
回転移動の中心を指定
のプロンプトが出ている状態で、
回転変換の中心となる位置をマウスで指示します。
中心点の入力後、コマンドはPlanarモードに自動設定します。
これ以後の点入力(基準線の終点と角度計測の終点)は、中心点を通る、
回転軸に垂直な平面上の点に制限されます。
U, Vを指定して、N以外の回転軸の時、中心点を指定したビュー以外で入力
する必要があります。
C キーを押すことで、コピーオプションの有効・無効を切り替えます。
角度計測の基準線を指定
のプロンプトが出ている状態で、
回転変換の角度計測の基準線(回転中心を始点とします)の終点を指定します。
C キーを押すことで、コピーオプションの有効・無効を切り替えます。
U,V,N キーを押すことで、回転軸を切り替えることができます。デフォルトは N(作業平面のノーマル)で、Uは作業平面の横軸、Vは縦軸を示します。
回転角度を基準線との角度で指定
のプロンプトが出ている状態で、
回転変換角度を基準線との角度で指定します。
K キーを押すことで、数値入力のダイアログが出現し 角度を度単位で入力できます
角度指定の後、コマンドは選択要素を回転変換します。 コピーオプションが有効な場合には、選択要素には変更を加えずに、 指定位置にそれらのコピーを作成します。