クラス Process_TableReader

  • すべての実装されたインタフェース:
    FirstProcess, HybsProcess

    public class Process_TableReader
    extends AbstractProcess
    implements FirstProcess
    Process_TableReaderは、ファイルから読み取った内容を、LineModel に設定後、 下流に渡す、FirstProcess インターフェースの実装クラスです。 DBTableModel 形式のファイルを読み取って、各行を LineModel にセットして、 下流(プロセスチェインのデータは上流から下流に渡されます。)に渡します。 columns 属性は、#NAME で列カラムを外部から指定する場合に使用します。 この属性とuseNumber属性は独立していますが、一般には、#NAME を指定 する場合は、useNumber="true"として、行番号欄は使用しますし、外部から 指定する場合は、useNumber="false"にして先頭から読み取ります。 (自動セットではないので、必要に応じて設定してください) useNumber の初期値は、"true" です。 ※ 注意 Process_TableReader では、セパレータ文字 で区切って読み込む処理で、前後のスペースを 削除しています。 引数文字列中にスペースを含む場合は、ダブルコーテーション("") で括って下さい。 引数文字列の 『=』の前後には、スペースは挟めません。必ず、-key=value の様に 繋げてください。
    形式サンプル:
    Process_TableReader -infile=INFILE -sep=, -encode=UTF-8 -columns=AA,BB,CC -infile=入力ファイル名 :入力ファイル名 [-existCheck=存在確認 ] :ファイルが存在しない場合エラーにする(初期値:true) [-sep=セパレータ文字 ] :区切り文字(初期値:タブ) [-encode=文字エンコード ] :入力ファイルのエンコードタイプ [-columns=読み取りカラム名] :入力カラム名(CSV形式) [-useNumber=[true/false] ] :行番号を使用する(true)か使用しない(false)か。 [-display=[false/true] ] :結果を標準出力に表示する(true)かしない(false)か(初期値:false[表示しない]) [-debug=[false/true] ] :デバッグ情報を標準出力に表示する(true)かしない(false)か(初期値:false[表示しない])
    バージョン
    4.0
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK5.0,
    • コンストラクタの詳細

      • Process_TableReader

        public Process_TableReader()
        デフォルトコンストラクター。 このクラスは、動的作成されます。デフォルトコンストラクターで、 super クラスに対して、必要な初期化を行っておきます。
    • メソッドの詳細

      • init

        public void init​(ParamProcess paramProcess)
        プロセスの初期化を行います。初めに一度だけ、呼び出されます。 初期処理(ファイルオープン、DBオープン等)に使用します。
        定義:
        init インタフェース内 HybsProcess
        パラメータ:
        paramProcess - データベースの接続先情報などを持っているオブジェクト
        変更履歴:
        5.2.2.0 (2010/11/01) useNumber属性の追加
      • end

        public void end​(boolean isOK)
        プロセスの終了を行います。最後に一度だけ、呼び出されます。 終了処理(ファイルクローズ、DBクローズ等)に使用します。
        定義:
        end インタフェース内 HybsProcess
        パラメータ:
        isOK - トータルで、OKだったかどうか[true:成功/false:失敗]
      • next

        public boolean next()
        このデータの処理において、次の処理が出来るかどうかを問い合わせます。 この呼び出し1回毎に、次のデータを取得する準備を行います。
        定義:
        next インタフェース内 FirstProcess
        戻り値:
        処理できる:true / 処理できない:false
        変更履歴:
        5.2.2.0 (2010/11/01) ""で囲われているデータに改行が入っていた場合の対応, 6.3.1.0 (2015/06/28) nioを使用すると UTF-8とShuft-JISで、エラーになる。, 6.5.0.1 (2016/10/21) CharacterCodingException は、OgCharacterException に変換する。
      • makeLineModel

        public LineModel makeLineModel​(int rowNo)
        最初に、 行データである LineModel を作成します FirstProcess は、次々と処理をチェインしていく最初の行データを 作成して、後続の ChainProcess クラスに処理データを渡します。 ファイルより読み込んだ1行のデータを テーブルモデルに セットするように分割します なお、読込みは,NAME項目分を読み込みます。データ件数が少ない場合は、 "" をセットしておきます。
        定義:
        makeLineModel インタフェース内 FirstProcess
        パラメータ:
        rowNo - 処理中の行番号
        戻り値:
        処理変換後のLineModel
      • report

        public String report()
        プロセスの処理結果のレポート表現を返します。 処理プログラム名、入力件数、出力件数などの情報です。 この文字列をそのまま、標準出力に出すことで、結果レポートと出来るような 形式で出してください。
        定義:
        report インタフェース内 HybsProcess
        戻り値:
        処理結果のレポート
      • usage

        public String usage()
        このクラスの使用方法を返します。
        定義:
        usage インタフェース内 HybsProcess
        戻り値:
        このクラスの使用方法
        変更履歴:
        5.2.2.0 (2010/11/01) useNumber属性のコメント追加
        このメソッドは、nullを返しません
      • main

        public static void main​(String[] args)
        このクラスは、main メソッドから実行できません。
        パラメータ:
        args - コマンド引数配列