パッケージ org.opengion.fukurou.db

クラス ResultSetValue

  • すべての実装されたインタフェース:
    AutoCloseable

    public class ResultSetValue
    extends Object
    implements AutoCloseable
    ResultSet のデータ処理をまとめたクラスです。 ここでは、ResultSetMetaData から、カラム数、カラム名(NAME列)、 Type属性を取得し、ResultSet で、値を求める時に、Object型の 処理を行います。 Object型としては、CLOB、ROWID、TIMESTAMP 型のみ取り扱っています。 STRUCTタイプもサポートしますが、1レベルのみとします。(6.3.3.0 (2015/07/25))
    変更履歴:
    6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
    機能分類
    DB制御
    バージョン
    6.0
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK6.0,
    • コンストラクタの概要

      コンストラクタ 
      コンストラクタ 説明
      ResultSetValue​(ResultSet res)
      ResultSet を引数にとるコンストラクタ ここで、カラムサイズ、カラム名、java.sql.Types の定数定義 を取得します。
    • メソッドの概要

      すべてのメソッド インスタンス・メソッド concreteメソッド 
      修飾子とタイプ メソッド 説明
      void close()
      try-with-resourcesブロックで、自動的に呼ばれる AutoCloseable の実装。
      String getClassName​(int clmNo)
      カラムのタイプを表現する文字列値を返します。
      int getColumnCount()
      ResultSetMetaData で求めた、カラム数を返します。
      int getColumnDisplaySize​(int clmNo)
      指定のカラム番号のサイズを返します。
      String getColumnName​(int clmNo)
      指定のカラム番号のカラム名を返します。
      int[] getColumnNos​(String[] clmNms)
      カラム名配列に対応する カラム番号配列を返します。
      int[] getColumnNos​(String[] clmNms, boolean useThrow)
      カラム名配列に対応する カラム番号配列を返します。
      String[] getNames()
      カラム名配列を返します。
      Number getNumber​(int clmNo)
      タイプに応じて変換された、Numberオブジェクトを返します。
      String getValue​(int clmNo)
      現在のカーソル位置にあるレコードのカラム番号のデータを取得します。
      String[] getValues()
      現在のカーソル位置にあるレコードの全カラムデータを取得します。
      boolean isWritable​(int clmNo)
      指定の書き込み可能かどうかを返します。
      boolean next()
      カーソルを現在の位置から順方向に1行移動します。
    • コンストラクタの詳細

      • ResultSetValue

        public ResultSetValue​(ResultSet res)
                       throws SQLException
        ResultSet を引数にとるコンストラクタ ここで、カラムサイズ、カラム名、java.sql.Types の定数定義 を取得します。 STRUCTタイプもサポートしますが、1レベルのみとします。 つまり、Object型のカラムに、Object型を定義した場合、ここでは取り出すことができません。 また、Object型は、継承関係を構築できるため、個々のオブジェクトの要素数は異なります。 一番最初のレコードのオブジェクト数を元に、算出しますので、ご注意ください。
        パラメータ:
        res - 内部で管理するResultSetオブジェクト
        例外:
        SQLException - データベース・アクセス・エラーが発生した場合
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応, 6.3.8.0 (2015/09/11) Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以降、StructDescriptor は非推奨
    • メソッドの詳細

      • getColumnCount

        public int getColumnCount()
        ResultSetMetaData で求めた、カラム数を返します。
        戻り値:
        カラム数(データの列数)
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • getNames

        public String[] getNames()
        カラム名配列を返します。 配列は、0から始まり、カラム数-1 までの文字型配列に設定されます。 カラム名は、ResultSetMetaData#getColumnLabel(int) を toUpperCase した 大文字が返されます。
        戻り値:
        カラム名配列
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
        このメソッドは、nullを返しません
      • getColumnNos

        public int[] getColumnNos​(String[] clmNms)
        カラム名配列に対応する カラム番号配列を返します。 引数のカラム名配列が、null の場合は、長さゼロの配列を返します。 指定のカラム名が存在しなかった場合は、アドレスに -1 がセットされます。
        パラメータ:
        clmNms - 値が参照されるカラム名配列(可変長引数)
        戻り値:
        指定されたセルのカラム番号配列。
        変更履歴:
        6.8.6.0 (2018/01/19) 新規追加
        このメソッドは、nullを返しません
      • getColumnNos

        public int[] getColumnNos​(String[] clmNms,
                                  boolean useThrow)
        カラム名配列に対応する カラム番号配列を返します。 引数のカラム名配列が、null の場合は、長さゼロの配列を返します。 指定のカラム名が存在しなかった場合の動作は、useThrow 引数で決まります。 useThrow が、true の場合は、カラム名が存在しない場合は、 HybsSystemException を throw します。useThrow が、false の場合は、カラム名が存在しない場合は、 アドレスに -1 がセットされます。
        パラメータ:
        clmNms - 値が参照されるカラム名配列(可変長引数)
        useThrow - カラム名が存在しない場合に、Exception を throw するかどうか
        戻り値:
        指定されたセルのカラム番号配列。
        変更履歴:
        6.8.6.0 (2018/01/19) 新規追加, 6.9.0.2 (2018/02/13) カラム名が、"*" の場合の対応
        このメソッドは、nullを返しません
      • getColumnName

        public String getColumnName​(int clmNo)
        指定のカラム番号のカラム名を返します。 カラム名を取得する、カラム番号は、0から始まり、カラム数-1 までの数字で指定します。 データベース上の、1から始まる番号とは、異なります。 カラム名は、ResultSetMetaData#getColumnLabel(int) を toUpperCase した 大文字が返されます。
        パラメータ:
        clmNo - カラム番号 (0から始まり、カラム数-1までの数字)
        戻り値:
        指定のカラム番号のカラム名
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • getColumnDisplaySize

        public int getColumnDisplaySize​(int clmNo)
        指定のカラム番号のサイズを返します。 カラムのサイズは、ResultSetMetaData#getColumnDisplaySize(int) の値です。
        パラメータ:
        clmNo - カラム番号 (0から始まり、カラム数-1までの数字)
        戻り値:
        指定のカラム番号のサイズ
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • isWritable

        public boolean isWritable​(int clmNo)
        指定の書き込み可能かどうかを返します。 カラムの書き込み可能かどうかは、ResultSetMetaData#isWritable(int) の値です。
        パラメータ:
        clmNo - カラム番号 (0から始まり、カラム数-1までの数字)
        戻り値:
        書き込み可能かどうか
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • next

        public boolean next()
                     throws SQLException
        カーソルを現在の位置から順方向に1行移動します。 ResultSet#next() を呼び出しています。 結果は,すべて文字列に変換されて格納されます。
        戻り値:
        新しい現在の行が有効である場合はtrue、行がそれ以上存在しない場合はfalse
        例外:
        SQLException - データベース・アクセス・エラーが発生した場合、またはこのメソッドがクローズされた結果セットで呼び出された場合
        関連項目:
        ResultSet.next()
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • getValue

        public String getValue​(int clmNo)
                        throws SQLException
        現在のカーソル位置にあるレコードのカラム番号のデータを取得します。 ResultSet#getObject( clmNo+1 ) を呼び出しています。 引数のカラム番号は、0から始まりますが、ResultSet のカラム順は、1から始まります。 指定は、0から始まるカラム番号です。 結果は,すべて文字列に変換されて返されます。 また、null オブジェクトの場合も、ゼロ文字列に変換されて返されます。
        パラメータ:
        clmNo - カラム番号 (0から始まり、カラム数-1までの数字)
        戻り値:
        現在行のカラム番号のデータ(文字列)
        例外:
        SQLException - データベース・アクセス・エラーが発生した場合
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成: org.opengion.hayabusa.db.DBUtil#getValue( ResultSet , int , int ) から移動, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • getValues

        public String[] getValues()
                           throws SQLException
        現在のカーソル位置にあるレコードの全カラムデータを取得します。 #getValue( clmNo ) を、0から、カラム数-1 まで呼び出して求めた文字列配列を返します。
        戻り値:
        現在行の全カラムデータの文字列配列
        例外:
        SQLException - データベース・アクセス・エラーが発生した場合
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • getNumber

        public Number getNumber​(int clmNo)
                         throws SQLException
        タイプに応じて変換された、Numberオブジェクトを返します。 条件に当てはまらない場合は、null を返します。 org.opengion.hayabusa.io.HybsJDBCCategoryDataset2 から移動してきました。 これは、検索結果をグラフ化する為の 値を取得する為のメソッドですので、 数値に変換できない場合は、エラーになります。
        パラメータ:
        clmNo - カラム番号 (0から始まり、カラム数-1までの数字)
        戻り値:
        Numberオブジェクト(条件に当てはまらない場合は、null)
        例外:
        SQLException - データベース・アクセス・エラーが発生した場合
        RuntimeException - 数字変換できなかった場合。
        関連項目:
        Types
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成: org.opengion.hayabusa.db.DBUtil#getNumber( int , Object ) から移動, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • getClassName

        public String getClassName​(int clmNo)
        カラムのタイプを表現する文字列値を返します。 この文字列を用いて、CCSファイルでタイプごとの表示方法を 指定することができます。 現時点では、VARCHAR2,LONG,NUMBER,DATE,CLOB,NONE のどれかにあてはめます。
        パラメータ:
        clmNo - カラム番号 (0から始まり、カラム数-1までの数字)
        戻り値:
        カラムのタイプを表現する文字列値
        関連項目:
        Types
        変更履歴:
        6.0.4.0 (2014/11/28) 新規作成: org.opengion.hayabusa.db.DBUtil#type2ClassName( int ) から移動, 6.3.3.0 (2015/07/25) STRUCTタイプの対応
      • close

        public void close()
        try-with-resourcesブロックで、自動的に呼ばれる AutoCloseable の実装。 コンストラクタで渡された ResultSet を close() します。
        定義:
        close インタフェース内 AutoCloseable
        関連項目:
        AutoCloseable.close()
        変更履歴:
        6.4.2.1 (2016/02/05) 新規作成。try-with-resourcesブロックで、自動的に呼ばれる AutoCloseable の実装。