クラス Process_LDAPReader

  • すべての実装されたインタフェース:
    FirstProcess, HybsProcess

    public class Process_LDAPReader
    extends AbstractProcess
    implements FirstProcess
    Process_LDAPReaderは、LDAPから読み取った内容を、LineModel に設定後、 下流に渡す、FirstProcess インターフェースの実装クラスです。 LDAPから読み取った内容より、LineModelを作成し、下流(プロセスチェインは、 チェインしているため、データは上流から下流へと渡されます。)に渡します。 引数文字列中にスペースを含む場合は、ダブルコーテーション("") で括って下さい。 引数文字列の 『=』の前後には、スペースは挟めません。必ず、-key=value の様に 繋げてください。
    形式サンプル:
    Process_LDAPReader -attrs=uid,cn,officeName,ou,mail,belongOUID -orderBy=uid -filter=(&(objectClass=person)(|(belongOUID=61200)(belongOUID=61100))) [ -initctx=コンテキストファクトリ ] :初期コンテキストファクトリ (初期値:com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory) [ -providerURL=サービスプロバイダリ ] :サービスプロバイダリ (初期値:ldap://ldap.opengion.org:389) [ -entrydn=取得元の名前 ] :属性の取得元のオブジェクトの名前 (初期値:cn=inquiry-sys,o=opengion,c=JP) [ -password=取得元のパスワード ] :属性の取得元のパスワード (初期値:******) [ -searchbase=コンテキストベース名 ] :検索するコンテキストのベース名 (初期値:soouid=employeeuser,o=opengion,c=JP) [ -searchScope=検索範囲 ] :検索範囲。『OBJECT』『ONELEVEL』『SUBTREE』のどれか(初期値:SUBTREE) [ -timeLimit=検索制限時間 ] :結果が返されるまでのミリ秒数。0 の場合無制限(初期値:0) [ -attrs=属性の識別子 ] :エントリと一緒に返される属性の識別子。null の場合すべての属性 [ -columns=属性のカラム名 ] :属性の識別子に対する別名。識別子と同じ場合は『,』のみで区切る。 [ -maxRowCount=最大検索数 ] :最大検索数(初期値:0[無制限]) [ -match_XXXX=正規表現 ] :指定のカラムと正規表現で一致時のみ処理( -match_LANG=ABC=[a-zA-Z]* など。) [ -filter=検索条件 ] :検索する LDAP に指定する条件 [ -referral=REFERAL ] :ignore/follow/throw [ -display=[false/true] ] :結果を標準出力に表示する(true)かしない(false)か(初期値:false[表示しない]) [ -debug=[false/true] ] :デバッグ情報を標準出力に表示する(true)かしない(false)か(初期値:false[表示しない])
    バージョン
    4.0
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK5.0,
    • コンストラクタの詳細

      • Process_LDAPReader

        public Process_LDAPReader()
        デフォルトコンストラクター。 このクラスは、動的作成されます。デフォルトコンストラクターで、 super クラスに対して、必要な初期化を行っておきます。
    • メソッドの詳細

      • init

        public void init​(ParamProcess paramProcess)
        プロセスの初期化を行います。初めに一度だけ、呼び出されます。 初期処理(ファイルオープン、DBオープン等)に使用します。
        定義:
        init インタフェース内 HybsProcess
        パラメータ:
        paramProcess - データベースの接続先情報などを持っているオブジェクト
        変更履歴:
        4.2.2.0 (2008/05/10) LDAP パスワード取得対応, 5.3.4.0 (2011/04/01) StringUtil.nval ではなく、getProparty の 初期値機能を使う, 5.6.7.0 (2013/07/27) REFERRAL対応
      • end

        public void end​(boolean isOK)
        プロセスの終了を行います。最後に一度だけ、呼び出されます。 終了処理(ファイルクローズ、DBクローズ等)に使用します。
        定義:
        end インタフェース内 HybsProcess
        パラメータ:
        isOK - トータルで、OKだったかどうか[true:成功/false:失敗]
      • next

        public boolean next()
        このデータの処理において、次の処理が出来るかどうかを問い合わせます。 この呼び出し1回毎に、次のデータを取得する準備を行います。
        定義:
        next インタフェース内 FirstProcess
        戻り値:
        処理できる:true / 処理できない:false
      • makeLineModel

        public LineModel makeLineModel​(int rowNo)
        最初に、 行データである LineModel を作成します FirstProcess は、次々と処理をチェインしていく最初の行データを 作成して、後続の ChainProcess クラスに処理データを渡します。
        定義:
        makeLineModel インタフェース内 FirstProcess
        パラメータ:
        rowNo - 処理中の行番号
        戻り値:
        処理変換後のLineModel
        変更履歴:
        4.2.2.0 (2008/05/10) LDAP パスワード取得対応
      • report

        public String report()
        プロセスの処理結果のレポート表現を返します。 処理プログラム名、入力件数、出力件数などの情報です。 この文字列をそのまま、標準出力に出すことで、結果レポートと出来るような 形式で出してください。
        定義:
        report インタフェース内 HybsProcess
        戻り値:
        処理結果のレポート
      • usage

        public String usage()
        このクラスの使用方法を返します。
        定義:
        usage インタフェース内 HybsProcess
        戻り値:
        このクラスの使用方法
        このメソッドは、nullを返しません
      • main

        public static void main​(String[] args)
        このクラスは、main メソッドから実行できません。
        パラメータ:
        args - コマンド引数配列