クラス Editor_DATALIST

  • すべての実装されたインタフェース:
    CellEditor, SelectionCellEditor

    public class Editor_DATALIST
    extends AbstractEditor
    implements SelectionCellEditor
    カラムの編集パラメーターのSQL文の実行結果より、datalistを作成して 入力候補となるデータリストを定義する編集用エディタークラスです。 datalist は、HTML5 から採用されたタグです。 編集パラメータには、datalistを作成するための、SQL文を記述します。 このSQL文は、select KEY,LABEL from xx ・・・ という構文で、KEY部分とLABEL部分が 選択されます。 datalist 自身が、HTML5からの新機能なので、現時点では、これ以上の機能はありません。 将来的に、DBMENU などと同様に、第三カラム以降を利用可能になると思いますので、 今は使わないでください。(将来の機能追加時に互換性問題を引き起こすかもしれませんので) 入力フィールドとdatalistタグとの関係付は、カラムIDに、"カラムID.sel" で結びつけます。 <input name="カラムID" list="カラムID.sel" /> <div style="display:none;"> <datalist id="カラムID.sel"> <option value="KEY1">LABEL1</option> <option value="KEY2">LABEL2</option> <option value="KEY3">LABEL3</option> </datalist> </div> 7.0.1.4 (2018/11/26) autocomplete="off" を初期設定します。 divタグは、HTML5 非対応ブラウザを使用した場合、datalist の option がそのまま テキストとして見えてしまうのを避けるためです。 一覧表出力時の getValue( int ,String ) 処理では、Selection オブジェクトの キャッシュ機能を利用して、同一Selection オブジェクトの間は、datalist は、 1度しか、出力しない様に制御しています。これにより、共有のdatalist を使用する為、 HTMLの出力データ量を抑えることが可能になります。 (キャッシュを利用しないと100行出力すると100個のdatalistを出力する事になります。) (同様の機能を持つ INDBMENU では、行ごとにプルダウンデータを作成しています。) ただし、行単位にSQLの条件を変える機能(AAA:BBB:CCC:DDD引数)が指定された場合は、 行ごとに出力します。 各カラムの値(value値)に、AAA:BBB:CCC:DDD という値を設定できます。これは、 $1,$2,$3,$4 に割り当てなおして、QUERYを実行します。また、$1 は、本来の値として、 メニューの初期値設定等に使用します。上記の例では、AAA が値で、それ以降は、 引数になります。 又、$Cには自分自身のカラム名を割り当てます。 この機能を使用すれば、動的メニューを行ごとに条件を変えて作成することが 可能になります。 例:select KEY,LABEL from xx where KUBUN='$2' and CDK='$3' さらに、元の文字列"AAA:BBB:CCC:DDD"は、$0 に割り当てられます。割り当てがない 変数は、""(ゼロ文字列)として、扱われます。 カラムの表示に必要な属性は, DBColumn オブジェクト より取り出します。 このクラスは、DBColumn オブジェクト毎に1つ作成されます。
    変更履歴:
    5.7.4.3 (2014/03/28) 新規作成, 6.2.2.0 (2015/03/27) SelectionCellEditor I/Fを追加
    機能分類
    データ編集(HTML5)
    バージョン
    4.0
    作成者
    Kazuhiko Hasegawa
    導入されたバージョン:
    JDK5.0,
    • コンストラクタの詳細

      • Editor_DATALIST

        public Editor_DATALIST()
        デフォルトコンストラクター。 このコンストラクターで、基本オブジェクトを作成します。
        変更履歴:
        6.2.0.0 (2015/02/27) SLABEL 対応, 6.2.0.0 (2015/02/27) キー:ラベル形式で表示するかどうかを、指定できるようにします。
    • メソッドの詳細

      • newInstance

        public CellEditor newInstance​(DBColumn clm)
        各オブジェクトから自分のインスタンスを返します。 自分自身をキャッシュするのか、新たに作成するのかは、各サブクラスの実装に まかされます。
        定義:
        newInstance インタフェース内 CellEditor
        パラメータ:
        clm - DBColumnオブジェクト
        戻り値:
        CellEditorオブジェクト
        このメソッドは、nullを返しません
      • getValue

        public String getValue​(String value)
        データの編集用文字列を返します。 ここでは、AAA:BBB:CCC:DDD という値を、$1,$2,$3,$4 に割り当てなおして、 QUERYを実行します。また、$1 は、本来の値として、メニューの初期値設定等に 使用します。上記の例では、AAA が値で、それ以降は、引数になります。 さらに、元の文字列"AAA:BBB:CCC:DDD"は、$0 に割り当てられます。割り当てがない 変数は、""(ゼロ文字列)として、扱われます。 又、$Cには自分自身のカラム名を割り当てます。
        定義:
        getValue インタフェース内 CellEditor
        オーバーライド:
        getValue クラス内 AbstractEditor
        パラメータ:
        value - 入力値
        戻り値:
        データの編集用文字列
        変更履歴:
        5.7.5.0 (2014/04/04) datalist 使用時は、display:none にして、HTML5未対応のブラウザに備える。, 5.7.6.2 (2014/05/16) list属性とid属性の結びつきを、name+".sel" に変更, 6.2.0.0 (2015/02/27) SLABEL 対応, 6.4.5.3 (2016/05/13) value は、コロン区切りの先頭だけ分離する。
        このメソッドは、nullを返しません
      • getValue

        public String getValue​(int row,
                               String value)
        name属性を変えた、データ表示/編集用のHTML文字列を作成します。 テーブル上の name に 行番号を付加して、名前_行番号 で登録するキーを作成し, リクエスト情報を1つ毎のフィールドで処理できます。 ここでは、AAA:BBB:CCC:DDD という値を、$1,$2,$3,$4 に割り当てなおして、 QUERYを実行します。また、$1 は、本来の値として、メニューの初期値設定等に 使用します。上記の例では、AAA が値で、それ以降は、引数になります。 さらに、元の文字列"AAA:BBB:CCC:DDD"は、$0 に割り当てられます。割り当てがない 変数は、""(ゼロ文字列)として、扱われます。 又、$Cには自分自身のカラム名を割り当てます。
        定義:
        getValue インタフェース内 CellEditor
        オーバーライド:
        getValue クラス内 AbstractEditor
        パラメータ:
        row - 行番号
        value - 入力値
        戻り値:
        データ表示/編集用の文字列
        変更履歴:
        5.7.5.0 (2014/04/04) datalist 使用時は、display:none にして、HTML5未対応のブラウザに備える。, 5.7.5.0 (2014/04/04) Selection オブジェクトのキャッシュ機能, 5.7.6.2 (2014/05/16) list属性とid属性の結びつきを、name+".sel" に変更, 6.2.0.0 (2015/02/27) SLABEL 対応, 6.4.5.3 (2016/05/13) value は、コロン区切りの先頭だけ分離する。
        このメソッドは、nullを返しません