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5.5.3.0

org.opengion.fukurou.process
クラス Process_GrepChangeExcel

java.lang.Object
  上位を拡張 org.opengion.fukurou.process.AbstractProcess
      上位を拡張 org.opengion.fukurou.process.Process_GrepChangeExcel
すべての実装されたインタフェース:
ChainProcess, HybsProcess

public class Process_GrepChangeExcel
extends AbstractProcess
implements ChainProcess

Process_GrepChangeExcel は、上流から受け取った FileLineModelから、語句を 置換する、ChainProcess インターフェースの実装クラスです。 Process_GrepChange との違いは、入力元のファイルが、テキストファイルなのか、 ネイティブEXCELファイルなのかの違いです。 keywordFile より、置換する語句を含むキーと値のペアー(タブ区切り)を読取り、 対象とする語句をセル単位に置換します。 keywordFile に、タブが含まれない行や、先頭にタブが存在している場合は、 その行を読み飛ばします。また、区切りタブは何個存在しても構いません。 ただし、タブで区切った前(キー)と後ろ(値)は、trim() されますので、スペース が前後に存在している場合は、ご注意ください。 置換文字(値)は、\t と \n の特殊文字が使用できます。 この GrepChangeExcel では、語句に、正規表現は使用できません。正規表現のキーワード や文字列を複数行の文字列と置き換える場合は、Process_Grep を使用してください。 このプログラムでは、上流から受け取った FileLineModel のファイルに対して、 置き換えた結果も、同じファイルにセーブします。 元のファイルを保存したい場合は、予めバックアップを取得しておいてください。 -inEncode は、keywordFileのエンコード指定になります。 初期値は、互換性を持つため、System.getProperty("file.encoding") ですが、 明示的に UTF-8 などを指定して統一しておいたほうが良いでしょう。 上流プロセスでは、Name 属性として、『File』を持ち、値は、Fileオブジェクト である、Process_FileSearch を使用するのが、便利です。それ以外のクラスを 使用する場合でも、Name属性と、File オブジェクトを持つ LineModel を受け渡し できれば、使用可能です。 引数文字列中にスペースを含む場合は、ダブルコーテーション("") で括って下さい。 引数文字列の 『=』の前後には、スペースは挟めません。必ず、-key=value の様に 繋げてください。 Process_GrepChangeExcel -keyword=検索文字列 -ignoreCase=true -outfile=OUTFILE -encode=UTF-8 -keywordFile=キーワード :置換する語句を含むキーと値のペアー(タブ区切り) [-ignoreCase=大文字小文字 ] :検索時に大文字小文字を区別しない(true)かどうか(初期値:区別する[false]) [-isChange=置換可否 ] :置換処理を実施する(true)かどうか(初期値:置換する[true]) [-inEncode=入力エンコード ] :keywordFileのエンコード [-display=false|true ] :結果を標準出力に表示する(true)かしない(false)か(初期値 false:表示しない) [-debug=false|true ] :デバッグ用に実行内容を表示するかどうかを指定(初期値 false:表示しない)

変更履歴:
5.5.1.7 (2012/04/16) 新規追加
バージョン
4.0
作成者
Kazuhiko Hasegawa
導入されたバージョン:
JDK5.0,

フィールドの概要
 
クラス org.opengion.fukurou.process.AbstractProcess から継承されたフィールド
CR, TAB
 
コンストラクタの概要
Process_GrepChangeExcel()
          デフォルトコンストラクター。
 
メソッドの概要
 LineModel action(LineModel data)
          引数の LineModel を処理するメソッドです。
 java.lang.String changeString(java.lang.String org)
          引数の文字列から、keyword ファイルを元に文字列変換を行います。
 void end(boolean isOK)
          プロセスの終了を行います。
 void init(ParamProcess paramProcess)
          プロセスの初期化を行います。
static void main(java.lang.String[] args)
          このクラスは、main メソッドから実行できません。
 java.lang.String report()
          プロセスの処理結果のレポート表現を返します。
 java.lang.String usage()
          このクラスの使用方法を返します。
 
クラス org.opengion.fukurou.process.AbstractProcess から継承されたメソッド
getArgument, logging, println, putArgument, putArgument, setLoggerProcess, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 
インタフェース org.opengion.fukurou.process.HybsProcess から継承されたメソッド
logging, println, putArgument, putArgument, setLoggerProcess
 

コンストラクタの詳細

Process_GrepChangeExcel

public Process_GrepChangeExcel()
デフォルトコンストラクター。 このクラスは、動的作成されます。デフォルトコンストラクターで、 super クラスに対して、必要な初期化を行っておきます。

メソッドの詳細

init

public void init(ParamProcess paramProcess)
プロセスの初期化を行います。初めに一度だけ、呼び出されます。 初期処理(ファイルオープン、DBオープン等)に使用します。

定義:
インタフェース HybsProcess 内の init
パラメータ:
paramProcess - ParamProcess

end

public void end(boolean isOK)
プロセスの終了を行います。最後に一度だけ、呼び出されます。 終了処理(ファイルクローズ、DBクローズ等)に使用します。

定義:
インタフェース HybsProcess 内の end
パラメータ:
isOK - トータルで、OKだったかどうか(true:成功/false:失敗)

action

public LineModel action(LineModel data)
引数の LineModel を処理するメソッドです。 変換処理後の LineModel を返します。 後続処理を行わない場合(データのフィルタリングを行う場合)は、 null データを返します。つまり、null データは、後続処理を行わない フラグの代わりにも使用しています。 なお、変換処理後の LineModel と、オリジナルの LineModel が、 同一か、コピー(クローン)かは、各処理メソッド内で決めています。 ドキュメントに明記されていない場合は、副作用が問題になる場合は、 各処理ごとに自分でコピー(クローン)して下さい。

定義:
インタフェース ChainProcess 内の action
パラメータ:
data - LineModel オリジナルのLineModel
戻り値:
LineModel 処理変換後のLineModel

changeString

public java.lang.String changeString(java.lang.String org)
引数の文字列から、keyword ファイルを元に文字列変換を行います。 ここでは、変換が行われたかどうかを判定するため、変換された場合 のみ、値を返します。変換されない場合は、null を返しますので、 ご注意ください。

パラメータ:
org - String 変換前の文字列
戻り値:
変換後の文字列(変換がなければ、null を返します。)

report

public java.lang.String report()
プロセスの処理結果のレポート表現を返します。 処理プログラム名、入力件数、出力件数などの情報です。 この文字列をそのまま、標準出力に出すことで、結果レポートと出来るような 形式で出してください。

定義:
インタフェース HybsProcess 内の report
戻り値:
処理結果のレポート

usage

public java.lang.String usage()
このクラスの使用方法を返します。

定義:
インタフェース HybsProcess 内の usage
戻り値:
String このクラスの使用方法

main

public static void main(java.lang.String[] args)
このクラスは、main メソッドから実行できません。

パラメータ:
args - String[]

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