マジスター アイリス:
何の用ですか?あ、警備兵ルイスさんが送って来たのですね。何の事だとおっしゃいましたか?
あ、最近南側で問題を起こしているという、ランクリザードマンの問題のためにいらっしゃった方ですね。もう解決して来られたなんて、すごいですね。
リザードマンたちの使う呪術は、私共マジスターには謎でした。実は、魔法の力で解決できない位強力な呪術は無くて、あまり必要性を感じられないのです。最近はリザードマンたちが、起源の分からない呪術を使うといって気になっていたのですが、丁度良かったです。どれ、その問題の呪術的な力が入っているようだという品物が何か、一度よく見てみましょう。
こ、これは...普通の品物ではないですね。どうしてこんな力を...こんな類の呪術を使うなんて、一体どんな呪術師が...これは正確な起源は分かりませんが、何か強力な存在の力を戦士たちの体に付与し、強化する呪術です。どこか....そう、竜の臭いがするみたいです。まさか目覚めたという、地竜と関係がある訳ではないでしょうが...
これは放っておいたら、どうなるか分からない品物です。 今ならどうにかできそうなのですが...どうしましょう。もう呪術の力があまりに強くなってどうすれば良いのか...グルーディオ城のマジスター ロメルさんなら分かるかもしれないのに、すべてを置いて行くこともできず...
そんなに重要な事なら、私が行って来ます