大神官アグリペル:
ふむ?腹が立ったようだな?だがそれが世の法則と言うものだ。いかに強力なメイジでも、世を動かす大きな力を拒絶できない。
分かったな?君は亡者の森で起きていたあらゆることを知った。ともすれば、私が知らないことまで知っているかもしれない。だが、それで終わりだ。
君は何もできない。
真実はそれ自体が力であると言われるが、時には無力な真実と言うものもあるのだ。
そのような真実は結局、喉に引っ掛かったトゲのようなものに過ぎない。上から食べ物が降りて来れば、共に洗い流されて行くしかないのだ。
ヘルマン一族を抹殺した張本人について聞く