長老カイタル:
深淵の母なるシーレンは運命と死を司る女神だ。シーレンは生物の命に限りがあることを許し、「死」を可能にすることで、すべての生命が太古の「無」に帰ることができるようにしてくださる。他の種族は、死と新たなる誕生という終わりのない循環の輪を理解できないで、ただ死という一面だけを見てシーレンを恐れ、憎悪している。
こんな偏見のためにヒューマンの王国では、シーレンの証を首に掛けるだけで、邪教徒の処刑という名目で、火あぶりの刑に処せられたりした。そんな迫害にもかかわらず、隠れてシーレンの女神に仕えるヒューマンの秘密の集団があるという。私たちダーク エルフの宗教的な同志ということだ。彼らが誰なのか知ることができればいいんだが...
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