センティネル ベルトレス:
天変地異が絶えることのなかった時代、女神は無数の生き物が死んで行くのを見て、悲しみの涙を流され、それが溜まってできたのがアイリス湖だと言われています。
その湖で昔、月の光がかつてなかったほど煌々と輝いていた夜に、湖の妖精が波の上を滑るように踊っている姿を見たことがあるんです。今では湖の妖精は一人もいなくなりましたが、ときどきアイリス湖の岸を散歩していると、昔聞いた妖精の歌声が聞こえてくるような感じがするんですよ。