大地の神官チッチリン:
アース ウォーム トラスケンは、暗闇と死の女神シーレンが創り出した邪悪な魔物の1つです。遥か昔、エルモアデンの皇帝シュナイマンがシーレンを封印した時、アース ウォーム トラスケンは皇帝シュナイマンの目を避けて、こっそり逃げ出してしまいました。トラスケンは私たちが今暮らしている、ここスパイン山脈の地下深くに巣を作って深い眠りについたのです。
しかし、それを知らなかった我々の祖先は、その上でミスリルの採掘をしていて、地下に眠っていたアース ウォームを起こすという大きな過ちを犯してしまったのです。深い眠りから目を覚ましたこの魔物は、あまりにも強すぎて、ドワーフの力だけではどうしようもなかったといいます。アース ウォームは目に付いた村から破壊して行き、ドワーフを殺し始めたのです。
ドワーフが皆殺しになる絶体絶命の危機の瞬間!女神マーブルの祝福を受けて生まれた勇士ルシアンとその一行が現れたのです。カルナ マフラとたたえよ、その名の女神は我々を見捨てなかったのです!勇士ルシアンは、優れた武芸と勇気で邪悪なアース ウォームを追い払ったそうです。
しかし、私たちは忘れてはおりません。アース ウォーム トラスケンは死にましたが、まだアース ウォーム トラスケンの卵が、石化したスパイン山脈の地下深いところに眠っているのです。そしてシーレンの部下は再びアース ウォームを復活させる陰謀を企てています。カルナ マフラ、我々はその日に備え、強い信仰で武装し、修練を怠ってはなりません。