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QCad ユーザー参照マニュアル

6. コマンドライン

QCadはメニュー、ツールバー、ホットキーの他にコマンドライン(図 10)を使かって操作できます。 コマンドラインはCADシステムで作業する際、非常に効率的な方法を提供します。 ベテランのユーザーはよく右手でマウスを操作している間、左手でコマンドをキー入力します。 但し、コマンドラインの使用に(まだ)なれていなければ、ただの操作方法でしかないかもしれません。 その場合はコマンドラインメニューの使用をオフにできます。


図10: QCadのコマンド・ライン。

図10はQCadのコマンドラインを示しています。 ①はコマンドラインプロンプト、②はコマンドライン入力欄と③エラー、警告の履歴を表示する出力エリアから成っています。

6.1. キーボード・フォーカスについての用語

コマンドラインにアプリケーションのキーボード・フォーカスがある時は、キーボード入力はすべてそれによって処理されます。 キーボードフォーカスを持ったコマンドラインはコマンドプロンプトが青く、コマンドライン入力欄のテキストカーソル(垂直線)が 点滅していることが分かるはずです。

時々コマンド・ラインを使うよりもホットキーを使う方が速いことがあります。 この場合コマンドラインのフォーカスを主アプリケーションウィンドウに戻さなければなりません。 簡単な方法はESCキーを押すことです。コマンドラインにテキストがあれば、ESCキーを二度押す必要があります - 1度目はテキストを消し、2度目は主アプリケーションウィンドウにフォーカスを戻します。

例えばキーボードからzキーに続けてaキーを押すと自動ズームコマンドを実行することができます。

コマンドラインにキーボードフォーカスを戻すには、マウスでコマンドラインをクリックするか、スペースキーを押します。



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