D2iPの概要

「D2iP」は、DoJa風のアプリの流れ、イベント処理、グラフィック処理でiPhoneアプリを作成できるフレームワークです。

「D2iP」はコンバーターではありません。iアプリとの代表的な違いとして、次の点が挙げられます。

●記述言語はObjective-C言語ですので、クラス・メソッドの呼び出し方法、配列の宣言の記述等、Java言語と異なります。

Java言語の記述からObjective-C言語への変換は、手動で行う必要があります。
●メモリ解放を手動で行う必要があります。

構築したオブジェクトは、release メソッドを呼び出して手動で解放する必要があります。
●画面サイズの変更に伴い、使用するイメージの解像度や画面デザインを変更する必要があります。

iアプリからの移植の場合、画面デザインについて一旦ベタ移植した後、見栄えを良くしていく方法もあります。
●キー操作を、画面タッチでの操作に変更する必要があります。

「D2iP」では、タッチイベントが検知できます。また、レイアウトを適用すると、レイアウトタッチイベントも検知できるようになります。