クラス _String

文字列を保持するクラスです。
_Object クラスを継承していますので、_Vector クラスで管理することができます。

コンストラクタ

_String

_String(const char* str)
_String(const char* str, int beginIndex, int endIndex)
_String(_String* str)
_String(int val)

_String コンストラクタです。

パラメータ:
str初期化に使用する文字列を指定します。
beginIndex初期化に使用する文字列の中の、開始インデックス(この値を含む)
endIndex初期化に使用する文字列の中の、終了インデックス(この値を含まない)
部分文字列は、指定された beginIndex から始まり、インデックス endIndex - 1 にある文字までです。したがって、部分文字列の長さは endIndex - beginIndex になります。
val指定された値が文字列に変換されたものを初期化に使用します。

メンバ関数

set

void set(const char* str)
void set(const char* str, int beginIndex, int endIndex)
void set(_String* str)
void set(int val)

文字列を設定します。

パラメータ:
str設定する文字列を指定します。
beginIndex設定する文字列の中の、開始インデックス(この値を含む)
endIndex設定する文字列の中の、終了インデックス(この値を含まない)
部分文字列は、指定された beginIndex から始まり、インデックス endIndex - 1 にある文字までです。したがって、部分文字列の長さは endIndex - beginIndex になります。
val指定された値が文字列に変換されたものを設定します。

add

void add(const char* str)
void add(const char* str, int beginIndex, int endIndex)
void add(_String* str)
void add(int val)

文字列を追加します。

パラメータ:
str追加する文字列を指定します。
beginIndex追加する文字列の中の、開始インデックス(この値を含む)
endIndex追加する文字列の中の、終了インデックス(この値を含まない)
部分文字列は、指定された beginIndex から始まり、インデックス endIndex - 1 にある文字までです。したがって、部分文字列の長さは endIndex - beginIndex になります。
val指定された値が文字列に変換されたものを追加します。

length

int length()

この文字列の長さを返します。

戻り値:
この文字列の長さ

equals

BOOL equals(const char* str)
BOOL equals(_String* str)

この文字列と指定された文字列を比較します。

パラメータ:
strこの文字列と比較される文字列

戻り値:
指定された文字列がこの文字列に等しい場合 TRUE、そうでない場合 FALSE

parseInt

int parseInt()

文字列を符号付き10進数の整数型として構文解析します。

戻り値:
10進数の引数で表される整数値

補足説明:
Javaでの Integer クラスの parseInt() メソッドに相当する機能です。

str

char* str()

文字列メモリ・ポインタを返します。

戻り値:
文字列メモリ・ポインタ

補足説明:
nul文字('\0')でターミネートされています。