配列

配列とは固有の構成要素と関連付けられた変数のリストであると考えられます。配列を作成するには DIM コマンドに配列名、およびその配列で扱う要素 (変数) 数を指定します。

用例:
dim list[4]

上述の用例では空の四要素から成る配列を作成します。デフォルトで (0, 0, 0, 0, 0) のインデックスが 0 から 4 までとなる理由として、 sdlBasic における配列のインデックス起点は 1 ではなく 0 であるためです。
注意点として sdlBasic は丸括弧 ( ) ではなく角括弧 [ ] を配列の定義で使います。

配列にある要素にアクセスするには配列名に続いてインデックス番号を角括弧の内側に記述します。

用例:
list[2]=10
print list[3]

上述の用例のように、一次元、または多次元の配列になります。この種類の配列は多重構造の配列 (array of arrays) であると考えられます。多次元配列はインデックスの列をカンマで区切ることにより定義します。

用例:
dim list[2, 3]

上述の用例では空の四要素を有する配列三本の構成要素として
二次元配列を作成します。
((0, 0, 0, 0),
(0, 0, 0, 0),(0, 0, 0, 0),(0, 0, 0, 0))

多次元配列にある指定値へアクセスするには、配列名に続いて
カンマで区切ったインデックス番号のリストを角括弧の内側に記述します。

用例:
list[2, 3]=10
print list[1, 2]