sdlBasic プログラムの実行方法

sdlBasic のプログラムはプレーンテキストで記述します。プレーンテキスト (.TXT) 形式で保存可能のであれば、どのような種類のテキストエディタでも使えます。sdlBasic で記述したプログラムを実行するには、 sdlBasic 実行可能ファイルである sdlbasic.exe (Linux では sdlBasic) が現在のディレクトリ、あるいはパスの通ったディレクトリに存在することが必要です。インクルードファイルを使う場合は、ソースファイルと同一ディレクトリにある必要があります。

コマンドラインにおける sdlBasic の実行方法
Windows コマンドライン、または Linux シェルから使うには、このように入力します。

sdlbasic filename

filename には実行したいファイルの名前を指定します。例えば、プログラム myprog.sdlbas を実行するには
このように記述します:

sdlbasic myprog.sdlbas

以下はプログラムの開始前にインタプリタへ渡せるスイッチの便覧です。つまり、

--nosound : SDL サウンドシステムの起動を禁止します。
--nosocket : SDL ソケットの起動を禁止します。
--debug : デバッグモードの有効化
--nodefaults : プログラム開始時にデフォルトのディスプレイ設定によるディスプレイウィンドウの作成を禁止します。
--version : sdlBasic のリリース番号を表示します。
--help : sdlBrt のパラメータ便覧を表示します。
--copyright : 著作権関連の情報を表示します。
--license : ライセンス関連の情報を表示します。

よって、このようにコマンドラインを記述します。

sdlbasic myprog.sdlbas --nosound

特定の Linux マシンにおいて、ほかのアプリケーションでサウンドカード機能の使用時にサウンドデバイスで問題が起こることがあります。こちらではプログラムを以下の方法で開始して問題に対処します。

artsdsp -m sdlbasic myprog.sdlbas

Windows または KDE から sdlBasic プログラムを実行するには

最も簡単な方法は拡張子 .sdlbas を実行可能ファイル sdlBrt.exe へ関連付けることです。その後、この拡張子が付いたファイルをダブルクリックするだけで、 Windows または KDE では sdlBasic インタプリタが自動起動するようになります。