深淵の司祭セクティノン:
鍛冶屋のカロイドさんが私に手紙を...?ふむ、既に死んでしまったドワーフの奴隷の魂なんぞを呼び出して、何をするつもりだ...理由はともかく、友達の頼みだから断るわけにはいかないな。スチル ベンダーと呼ばれたそのドワーフが死んでから10年も経ってないから、その魂をシーレンの王国から呼び戻すのはそれほど難しくはないでしょう。
この神殿の中央にある 霊魂の井戸 はシーレンの治める死人の王国と繋がっています。死の王国を覗いて見られる一種の鏡とでも言えるでしょう。我が司祭たちは、霊魂の井戸を通じて先祖の霊を呼び出して助言を求めたり、戦場で死んだ敵側の将軍の霊魂を呼び出して彼らの秘密を探ることもあります。
しかし、死んだ者の霊魂を霊魂の井戸から汲み出してこの世に留めて置くためには ソウ ルキャッチャー という物が必要になります。残念ですが今私はソウル キャッチャーを持っていません。村にいる マジスター ハルネ を訪ねると手に入れることができるでしょう。私は呪術や儀式に使う材料を全部その方から入手していますからね。私が紹介状を書いて差し上げますからマジスタ ーハルネを訪ね、「ソウル キャッチャー」について聞いてみてください。