名も無き霊魂:

時は来たようだ。やっともう一人の自分、いや、かつては私だった奴の居場所を突き止めた。このまま放って置けば、奴はどんなことを仕出かすかわからない。一刻も早く奴を倒さなければならないんだ。もっとも、今の私たちの力では完全に奴を始末することは無理だから、せいぜい寝かし付けて程度だとう...だけど、奴目覚めて動き始めるたびに眠られば、それだけでも奴が力を蓄えているのを防げると思う。当分はこんな時間稼ぎをするしか...。

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