::MATCHAを自鯖に入れようと考えてるチャレンジャーなみなさんへ

PUBLOG::MATCHA とは、個人でもウェブログASPサービスを開始できる スクリプト群です。 自分のサーバーにセットアップすれば、友達同士でウェブログをはじめたい、 とか、既存のウェブサイトにウェブログ機能を追加したい、という場合に活躍します。

ライセンスについて:
::MATCHAは、オープンソースで開発が進められています。
既存のスクリプトに改良を加えた場合は、原則としてそのスクリプトを公開していただきます。
これは、みなさんの改良による成果をできるだけ共有しようという目的です。
ただし、既存のソースコードを利用せず、まったく新しいスクリプトを開発して、新機能として 挿入する場合は、必ずしもソースコードを公開していただく必要はありません。また、 それら新しく開発したソースコードによる新機能を追加するにあたって必要な 微少なソースコードの改変に関しては、報告していただく必要はありません。
もちろん、開発チームとしては、みなさんの成果をできるだけフィードバックしていただき たいと望んでおり、歓迎しています。
わからない点などあれば、開発チームまでお問い合わせください(http://publog.net/)

必要な環境:Linux/FreeBSD,PHP5,Apache2,Smarty
Windows+apache+php5でも動作しますが、予約配信等の機能が制限されます

【PUBLOG::MATCHA セットアップガイド】

■PHP5.0を準備
なにはともあれ、PHP5の最新バージョンを入れて下さい。
既にインストール済であれば次へ。

■Smarty を入れよう

http://smarty.php.net/
http://sunset.freespace.jp/smarty/

Smarty をインストールしてください。
Smartyとは、PHPでつくられたテンプレートエンジンです。
インストールディレクトリは、お好みでOKです。
ただ、外からアクセスできない場所にすべきです。
インストール自体は、アーカイブを解凍するだけで完了します。



■ディレクトリを掘ろう
ディレクトリを(外から見える場所に)掘ってください(707)

/editor

※ディレクトリの名前は、/editor 推奨

■(Wiki形式に対応したい人)は、Pukiwikiのソースをゲットして、
スクリプトからアクセスできる場所へインストールしてください。
http://pukiwiki.org/

Wiki形式に対応しなくてもいい人は、やらなくてもOKです。
スクリプトの設置場所は、(外から見えない場所)を推奨。


■::MATCHA のソースをゲット
http://cvs.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/publog-matcha/publog-matcha.tar.gz?tarball=1

展開した内容を、さっき掘った
/editor
ディレクトリに全部移動させてください。

■(Wiki形式に対応したい人)は、/editor/install ディレクトリにある、
publog_batch_pukiwiki.php というファイルを、
pukiwiki をインストールしたディレクトリに移動してください。


■設定ファイル編集

/editor/publog_conf.ini
を環境に合わせて編集。
・Smartyまわりの設定は要チェックです。Smarty をインストールした
 場所に合わせて、Smarty.class.php の*絶対パス* を正確に記述
 してください。

/editor/publog_def.ini
も必要であれば編集。
Wiki形式に対応したい人は、
PUKIWIKI_BATCH_FILE の設定を、さきほど移動した publog_batch_pukiwiki.php
というファイルの*絶対パス*に書き換えてください。

■確認
/editor/smarty
ディレクトリの中に以下のディレクトリがあるかどうか確認してください。
templates
templates_c
cache
configs
なければディレクトリを作成してください。

■インストールスクリプトを動かす
/editor/install/index.html
をウェブブラウザ(http)経由でアクセスしてください。
おそらく
http://your.server.name/editor/install/index.html
でアクセスできるはずです。

画面に指示が出ますので、指示に従う(リンクをクリックする)と、
インストールスクリプトが起動します。
ここで、インストールスクリプトが起動しない場合、
phpの設定に問題がないか再確認してください。

「PUBLOGシステム設定」という画面が表示されたら、
必要事項を記入してください。

次に、::MATCHA サーバースーパープロジェクトを作成
します。スーパープロジェクトとは、そのサーバー内で
最高の権限を持つユーザーを管理するプロジェクトです。

■隠しスクリプトファイルの移動
/editor/hidden_script
ディレクトリの中になるファイルを、インストールスクリプトで
指定した隠しディレクトリの中にできている/hidden_script ディレクトリ
の中へ移動
元の/editor/hidden_script ディレクトリは消しても構いません。

■予約配信の設定
予約配信を有効にしたい場合は、editor/publog_def.ini の ENTRY_RESERVE_ENABLE を
true に設定してください。
次に、予約配信を動かすために、crontabの設定をおこないます。
::MATCHA スクリプトの実行権限があるユーザーで、crontab に以下のように記述してください。

設定例)
*/5 * * * * /usr/local/bin/php /home/matcha/hidden_script/reserve_entry.php /home/matcha/public_html/editor

最初*/の右(例でいうと5)を変更すると、予約配信がないかどうかチェックする頻度が変わります。
上の例だと5分おきです。この数字を小さくしすぎると、サーバー負荷が増大する可能性があります。
逆に大きくしすぎると、予約配信の時間が大幅にずれる可能性があります。
アスタリスクの羅列の右側は、php本体の場所です。フツーにPHPをインストールしていれば、
/usr/local/bin/php あたりにあるはずですが、なければ探してその場所を記述してください。
スペースを置いてその右が reserve_entry.php の場所です。
reserve_entry.php 自体は隠しスクリプトディレクトリの中にありますので、それぞれ、
設定した場所を正確に記述してください。
さらにスペースを置いて右側が、/editor ディレクトリの場所です。
これは、最初に各種ファイルを展開した場所のはずですので、これまた正確に
その場所を記述してください。




■新規プロジェクトを作成
http://your.server.name/editor/index.html
にアクセスして、新規プロジェクトをつくってみてください。


■幸運を祈る……
あとはうまく動くことを祈るばかりです。
うまいこと新しくウェブログASPを開始できたら、是非、PUBLOG開発チームに連絡
してください。PUBLOG開発チームのウェブサイトから紹介させていただきます。
また、最新の情報等もアナウンスします。まだまだ発展途中ですので、
一緒に楽しみながら前へ進めればと考えています。


PUBLOG::MATCHA開発チーム
http://publog.net/