KonoeDataScale
クラス概要
物理量を表示するときに用いられるスケールを表すクラスです。例えば
ヒストグラムやトレンドグラフでは適当な横軸をおいて、その上にデータを
プロットします。そのためには値の範囲や区分けを指定してやらなければ
なりません。これはそういったスケールを実装するためのインターフェースを
与える抽象クラスです。
このクラスは以前、KonoePhysValueScaleとして実装されましたが、
解析パッケージの再検討の際、より理解しやすいように変更されました。
継承関係
このクラスを継承して例えばリニアスケールやログスケールを実装します。
現在はKonoeLinearDataScaleが、
リニアスケールとして実装されています。
スケールはヒストグラムなどを記録するときに必要なので、streamableと
して実装します。そのため、KonoeStreamableObjectを継承しています。
メンバー関数
KonoeDataScale( KInt classid )
- コンストラクタです。入出力を行なうために必要です。

KInt getBinIndex( KonoePhysValueElement * value )
- ある値を与えたとき、それに対応するビンのインデックスを返します。

KFloat getBinWidth( KInt binnumber )
- binnnumberで与えられるビンの幅を返します。

KFloat getBinLower( KInt binnumber )
- binnumberで与えられるビンの下限の値を返します。

KInt getBinCount( )
- このスケールに含まれるビンの総数を返します。

KFloat getMinimum( )
- スケールの下限の値を返します。

KFloat getMaximum( )
- スケールの上限の値を返します。
メンバーデータ
定数
[File = KonoeDataScale.html] last modified = 19-May-1998
KONOEコラボレーション
konoe-req@konoe.kek.jp