KonoeOfficer

クラス概要

このクラスは、コマンド言語処理のためのオブジェクトOrderlyを管理する クラスです。Orderlyオブジェクトを保持するとともに、新規にOrderly オブジェクトを生成することも行います。そのためには登録済みOrderlyを 保有しています。

継承関係

このクラスはKonoeOrderlyを継承します。 それにより、Officer自身が命令を実行する母体となります。また、 KonoeOrderlyで具体化されたKonoeListを継承します。

このクラスを継承して、クラスカテゴリーごとのOfficerを実装します。

メンバー関数

KonoeOfficer( KInt norderly, KInt ncommands, KChar * name, KInt nclass )
コンストラクタです。管理する最大数のOrderlyの数、登録する命令の数、 Officerの名前、登録するクラスの数を引数に与えます。
~KonoeOfficer()
デストラクタです。
KonoeOrderly * findObject( const KChar * name )
指定された名前のオブジェクトを保持しているかどうか調べます。名前は Orderlyがそれぞれ保持しています。
void printObjectList( ostream & os )
保持しているオブジェクトの名前のリストを出力ストリームに表示します。
KInt registerOrderly( KonoeOrderly * orderly )
Orderlyを登録します。クラスごとに一つづつOrderlyを登録します。それぞれの Orderlyのcloneメソッドを使ってOrderlyオブジェクトを生成していきます。
KonoeOrderly * hasClass( const KChar * classname )
クラス名を指定して、そのクラスのOrderlyを探します。
KInt addObject( KonoeOrderly * orderly, KChar * objectname, KonoeCommand * cmd )
Orderlyを追加します。おのおののorderlyオブジェクトには名前を与えます。 また、追加情報としてOrderly追加を行った命令のコンテキストを KonoeCommandで与えます。
void printClassList( ostream & os )
出力ストリームにクラス(登録済みOrderly)のリストを表示します。
void setCommander(KonoeCommander *pcommander)
Commanderを設定します。
KonoeCommander * getCommander( );
設定されているCommanderを返します。

メンバーデータ

定数


[File = KonoeOfficer.html] last modified = 18-Jul-1998
KONOEコラボレーション konoe-req@kuhes1.scphys.kyoto-u.ac.jp