[B1.4]データベースサーバ

KONOEのデータベースを管理するデーモンです。データベースへの アクセスはすべてこのデーモンを経由して行なわれます。ネットワーク上に 複数のデータベースサーバがいて構いません。データベースの内容に よってはサーバに分散配置されていたり、ミラーになっていたりすることが あります。デーモンは自分の知らない情報を他のサーバに問い合わせることも できます。

パラメータネームスペースはデータベースと独立に実装されますが、 それ自身がオブジェクトでもあり、データベースに記録保存されます。 もちろんそこから読みだされセットされることも可能でなければ なりません。ネームスペースは環境であり、単純な項目を記憶し、 サーバとの通信を必要とせずにアクセス可能です。データベースは 常にデータベースとの通信で情報を利用します。

データベースの設計はまだこれからです。

1.データベースサーバの機能

KONOEの色々なプロセスが実行のためのコンテキストとして持ついろいろな オブジェクトはデータベースに記録したり呼び出したり出来なければ なりません。オブジェクトデータベースでは検索のための方法を付加する ラッピングクラスを通してオブジェクトを読み書きします。

大量の情報を合理的に扱うため、階層化された記憶モデルが必要です。 それは例えばファイルシステムのディレクトリ構造に対応しているかも しれません。データベースサーバはその階層を管理します。

データはネットワーク上に分散して保存されています。データベースサーバは 一つの計算機のデータベースを一括管理します。と同時に、他の計算機の サーバと通信することが出来なければなりません。

2.データベースサーバの実装


[clients/dbserver.html] Last Modified : 11-Apr-1997.

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