T473 EventDisplay User Requirements Document
機能:
EventDisplayプロセスは、Reconstructプロセスの起動されているホスト、ポート番号に対してコネクションを設立する。このとき、ネームスペースのRECONSTRUCT_HOSTからホスト名を、UI_EVENT_PORTからポート番号を取得する。
そして、Reconstructプロセスとのコネクションを設立後、ジオメトリー情報である、KonoeDetectorListを一回だけ受け取る。
その後、Reconstructプロセスからイベントの情報、具体的には、
- ランナンバー
- イベントナンバー
- 各エレメントのADC,TDCの値
- ヒットポイント
- ヒットした時間
を受け取り、その情報を基に描画を行う。
ランナンバー、イベントナンバー、ヒットした時間は、そのままテキストとして表示される。また、各エレメント毎にエネルギー情報を持ち、そのエネルギーの大きさに対応した4bitの値により、エネルギーの大きさを色の濃淡で表現する。表示される色は、ガスチェレンコフにより識別された粒子の種類により決められる。
ヒットポイントは、x,y,zの3次元座標を持ち、その座標点に応じてヒットポイントを描画する。
描画されるジオメトリーは、3次元表示が可能であり、コントロールパネルにより、視点方向、中心座標点の移動、拡大/縮小表示の操作が可能である。また、3次元表示から、CsIのイベント表示キャンバス面だけの2次元表示も行うことができる。
要求:
- マウス操作によりコントロールする
- ランナンバーのセットを行う(セットされた後は値をインクリメントする)
- CsI , S1 〜 S5 および Gas Chrenkovジオメトリーの描画
- ランナンバー、イベントナンバー、ヒットポイント、ヒットタイムの表示
- ADC, TDCの値の表示
- オンライン、オフラインどちらでもイベントディスプレイできる
ネームスペース
アイテム |
値 |
働き |
EVENTDISPLAY_HOST |
ホスト名 |
ランコントロールに読まれる |
UI_EVENT_PORT |
ポート番号 |
Reconstructプロセスとデータをやりとりするポート番号 |
[ File = konoe/examples/t473/EventDisplay/urd.html ] last modified = 29-Sep-2000
[ exmples / t473 / EventDisplay / URD ]
KONOEコラボ
レーション
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