テキスト情報だけではなくグラフィック情報も含まれるので、例えばHTMLファイルと してレポートを作成するのはスマートでしょう。集めた情報をHTMLで整形することと、 グラフィックイメージをGIFファイルに変換する機能などが必要になります。
一方、ポストスクリプトファイルとして、綺麗なレポートを出力したい場合も あります。この場合、イメージがGIFでは少し不満かもしれません。KONOEの内部的な イメージハンドリングの機能が必要なことを意味しています。
グラフィックイメージを送る場合には、効率を考えてもビットマップを送るのは あまり好ましいことではないかもしれません。ただ、セットアップのビデオの スナップショットや、解析画面のダンプなど、ビットマップとしてしか存在しない ものもあり得ます。それらをソケットで送受信する方法が必要です。
グラフィックイメージの場合は、まずGIFファイルに出力し、その名前をイメージ タグに割り付けます。たくさんのファイルが生成されることになりますから、 それらの命名方法に関するコントロールが必要です。
生成されたファイルへのリンクがある参照ファイルに自動的に追加されることも 必要でしょう。あるファイルを読み、該当位置にレポートファイルへのリンクを リストアイテムとしてアンカー付きで追加する機能を必要とします。このように 様々なHTMLファイルを管理する機能が必要になります。
概要へ戻る 目次へ戻る 次章「KONOEを構成するプロセス」へ