[C4.3]グラフィックオブジェクトクラス
KONOEの中では様々なグラフィカルな情報が扱われます。それらは最終的には
レポート機能などによってテキストなどと合わせて取り扱われることに
なります。そのために、描画データはオブジェクトとして保存されなければ
なりません。グラフィックオブジェクトクラスはそれを提供します。
グラフィックスコンテキストクラスは描画方法を与えました。それを使って
画面やハードコピーに絵を書きます。グラフィックオブジェクトは同じように
生成されるデータです。これは再び画面やハードコピーに表示されたり、
他のオブジェクトと合わせて編集されたりできなければなりません。
1.グラフィックオブジェクトモデル
KONOEではグラフィクスコンテキストを経由して描画をするモデルを
採用しますが、その出力は通常特有の装置へのものとなります。その場合、
出力結果は通常再利用しにくいものになります(ポストスクリプトファイル
のばあいや画面への出力をウィンドウダンプするなど、不可能ではありませんが)。
そこで、グラフィクスコンテキストのインターフェース先としてKONOEの
標準的なグラフィックオブジェクトを定義します。
Javaのアプレットを使うことを考えると、ローカルにファイル出力を行なうことが
できませんから、例えばハードコピーサービスはサーバ側の機能として組み込まれ
なければなりません。その場合にアプレットから送り返されるイメージとして
この機能を用います。
2.実装

[classes/gobject.html] Last Modified : 09-Apr-1997.
KONOEコラボレーション
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