KonoeSimCrate

クラス概要

シミュレーションを目的としたクレートです。シミュレーションを実行し、 その結果をモジュールに分配するクレートです。ソフトウエアクレートとは 異なった機能をもちます。

継承関係

KonoeDAQCrateBaseKonoeSimulator、 それに、KonoeSimModuleで インスタンシエートされた KonoeListを継承します。

メンバー関数

KonoeSImCrate( KInt tablesize, KonoeDetectorList * detectorlist, KonoeEventGenerator * generator, KInt digitizercount )
コンストラクタです。搭載可能なモジュールの数をtablesizeで与えます。 シミュレーションを実行するために必要な検出器リストとイベントジェネレータを 与えます。最後にシミュレーション結果をモジュールに書き出すディジタイザの テーブルサイズを与えます。
KInt processHit( KonoeSimDetectorHit * hit )
シミュレーションの完了ルーチンで、検出器のヒット情報が与えられます。 それをディジタイザを通してモジュールに分配していきます。
void initialize( )
初期化します。
void clear( )
ランの最初などにカウンターなどをリセットする動作です。
void update( )
更新動作です。イベントジェネレータを起動して1イベント発生させ、 その結果をprocessHitメソッドで受けてディジタイザを通してモジュールに 分配します。
KonoeSimModule * getModule( KonoeDataAddress * address )
アドレスを調べ、それに対応するモジュールを返します。ない場合は0です。
KInt addDigitizer( KonoeSimDigitizer * digitizer )
ディジタイザを追加します。

メンバーデータ

定数


$Id: KonoeSimCrate.html,v 1.5 2002/03/16 08:11:56 iwai Exp $
KONOEコラボレーション konoe-req@konoe.kek.jp