KonoeFillDataExtractor
クラス概要
ヒストグラムをフィルするのに使われる
KonoeFillDataを
KonoePhysicalValueからとりだすのに使われるクラスです。
KonoePhysicalValueオブジェクトはその時点で持っているデータを
KonoeDataMultiplet
オブジェクトとして保管しています。そのデータ多重項のどの項目を使って
KonoeFillDataを作るかを指定します。
ただし、これは標準動作です。それ以外の動作を、このクラスを継承し、
オーバーライドすることによって実装することが出来ます。例えば
ヒットデータ数をオブジェクトからとりだすものがあってもいいわけです。
継承関係
このクラスを継承してユーザのデータエクストラクタを定義します。
メンバー関数
KonoeFillDataExtractor(
KonoePhysicalValue *
physicalvalue, KChar * name1 = 0, KChar * name2 = 0, KChar * name3 = 0 )
- コンストラクタです。KonoeFillDataを取り出す物理量を指定します。
物理量毎に固有のデータ多重項KonoeDataMultiplet
オブジェクトを持っており、それぞれの項目は名前もしくは
インデックスで識別できます。用いたい項目を順に名前であげます。
void setIndex( KInt index1,
KInt index2 = 0, KInt index3 = 0 )
- データ多重項の項目の選択を名前でなくインデックスで行ないます。

KInt reset( )
- フィルデータを取り出すために内部のカウンターをリセットします。

KInt getDataCount( )
- 内部に保持するフィルデータの個数を返します。

KonoeFillData * next( )
- フィルデータを順に一つづつ渡します。なくなると0が返ります。
メンバーデータ
定数
[File = KonoeFillDataExtractor.html] last modified = 03-Jun-1998
KONOEコラボレーション
konoe-req@konoe.kek.jp