[C1.2]オブジェクトファイルクラス

オブジェクトファイル入出力機能はオブジェクトストリームクラスの 継承として実装されます。ストリーム可能な任意のオブジェクトをファイルに 書き出したり読み込んだりできます。

ストリーム入出力の対象がファイルということになりますから、このクラスは 各々のファイルシステムとのインターフェースを含むことになります。

1.クラスの実装

入出力の対象がファイルですから、ファイルやディレクトリーの検査、 その中の移動、ファイルの開設と閉鎖、実際の入出力などを行なうことに なります。現在の実装は、 このようになっています。

1.1. KonoeObjectFileBaseクラス

まず、ファイル入出力の機能をKonoeObjectFileBaseとして用意します。 これは入出力によらず、ファイルという側面を処理するためのものです。 ファイル名やファイル記述子のサポートを行ないます。

1.2. KonoeInputObjFileクラス

入力ファイルはKonoeInputObjFileクラスとして定義されます。これは KonoeObjectFileBaseクラスとKonoeInputObjectStreamクラスを継承します。

1.3. KonoeOutputObjFileクラス

出力ファイルはKonoeOutputObjFileクラスとして定義されます。これは KonoeObjectFileBaseクラスとKonoeOutputObjectStreamクラスを継承します。


[classes/objfile.html] Last Modified : 03-Dec-1997.

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