[B3.4]データディスプレイ

データディスプレイはKONOEの任意のグラフィクスオブジェクトを表示する ユーザインターフェースです。例えばイベントディスプレイやヒストグラム ディスプレイなどデータ毎に専用のプログラムを用意するという考え方も 出来ますが、同じプログラムの機能として任意のグラフィックデータを 表示できるようにするほうがずっと効率的です。例えばイベントディスプレイの カウンターをクリックすると該当するADCデータのヒストグラム表示が 現われるといったことも可能です。

拡大表示やハードコピーなど共通する機能も含めて、出来るだけ簡単な 扱いが出来るようグラフィックシステムを考える必要があります。

1.データディスプレイの機能

KONOEではさまざまなグラフィック表示が導入されます。イベントディスプレイや ヒストグラム、トレンドグラフなどです。これらは、ある意味でオブジェクトの インターフェースの一種です。イベントディスプレイのある点は、それに 対応する測定器部分を持ち、それに対応するヒストグラムやトレンドなども あるかもしれません。また、例えばマニュアルや図面などをリンクすることが できるかもしれません。

それぞれのタイプのディスプレイはもちろんそれぞれを表示する専用の クラスとして実装されますが、アプリケーションプロセスとしては 統一した操作が出来るようになっていたいものです。

ディスプレイの機能の一つとしてハードコピーが重要です。また、 ディスプレイ画面の一部もしくは全体をレポートに張り込めるように なっている必要があります。

2.データディスプレイの実装

[clients/display.html] Last Modified : 12-Apr-1997.

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