[C4.4]レポート機能クラス
実験や解析の結果を図表や文書にまとめて報告書をつくることは常に必要
です。KONOEではそれらを半ば自動的に行なう機能を提供します。これを
実現するためには、
- それぞれのクラスが自分の持っている情報について報告する機能を
もっていること。
- おのおののクラスの報告がオブジェクトとしてレポート機能クラスに
わたされること。
- レポート機能クラスは受け取ったレポートを一つのドキュメントに
まとめたり、編集したりすることが可能であること。
が必要になります。最も簡単な実装では、それぞれがHTMLファイルを
オブジェクトとして生成すること、レポート機能クラスはそれらへの
リンクを張ったHTMLファイルを生成することです。
レポートはある意味で定型作業です。例えばランエンドサマリーもレポートの
一種です。この場合例えばそのランの統計情報や解析結果、エラー情報など
それぞれのプロセスに問い合わせ、その結果を見やすく成形して出力することに
なります。ログノートにはそれらのランサマリーが綴じられていくことに
なります。
1.レポートモデル
レポートのモデルとして、例えばテンプレートになるテキストと、それに
埋め込まれるべきオブジェクトの出力(テキストやグラフ)などへのリンクと
なります。最終的な出力はHTML文書を考えていますから、ある種のCGIと
考えることも出来ます。それにより、直接ブラウザへ結果を送り付ける
ことができます。
レポート自身は実験の上では重要なものですから、確実に保管されて行かなければ
なりません。そういう意味では完全な(セルフコンテインドな)HTML文書として
サーバ上に保存されていく必要があります。また、その文書へのリンクが
配給されなければなりません。
2.レポートサーバ
3.実装

[classes/report.html] Last Modified : 09-Apr-1997.
KONOEコラボレーション
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