KONOE クラスライブラリーソース
KONOEクラスライブラリは次の4つのクラスパッケージから構成されます。
それぞれはさらにクラスカテゴリーに分類されます。UI(ユーザインターフェース)
部分については、現在tcl/tk版とJava版が実装されています。また、gtk+版も
開発中です。
これらのパッケージに含まれるクラスの一覧表はここ
にあります。
これらを用いたデモプログラムはここに
あります。
設定すべき環境変数
ここにあるソースをコンパイルするためにいくつかの環境変数を
セットしておく必要があります。必須のものは次のとおりです。その上で
さらにエラーが出るようでしたら、エラーが生じたファイルのある
ディレクトリのindex.htmlを参照してください。
KONOE_ROOT
- KONOEのディレクトリの頂上を表します。通常、konoe.tar.gzを展開した
その場所です。
KCC
- KONOEで用いるコンパイラを指定します。CCとかg++です。
KMAKE
- KONOEで用いるmakeコマンドを指定します。makeかgmakeでしょう。
KCC_HAS_SIG_PF
- systemパッケージのsystemserviceカテゴリーで使います。0もしくは1に
設定します。(ちょっと格好悪いのでなくてすむようにしたいのですが)
KCC_NEED_RANLIB
- arコマンドを実行したあと,ranlibをやる必要がある場合1に設定します。
KCC_HAS_PT_OPTION
- コンパイラがptオプションを受け付ける場合(プロセステンプレート)1に
設定します。
KCC_EXPLICIT_SPEC
- リンク時にテンプレートのメソッドの一部が実装されないことを
避けるために強引にオブジェクトファイルを明示する必要がある場合1に
設定します。すごく格好悪いです。
これらの環境変数のうち、KONOE_ROOTはインストールによりますので
各自設定していただくとして、他の環境変数について現在動作確認を
したものについて例をあげておきます。
- SunOS4.1.3
- Solaris2.5.1
- IRIX5.3
- IRIX6.2
- Linux2.0
- FreeBSD2.2.6
コンパイラなどについての注意
それぞれのベンダーの提供するC++コンパイラ(通常CC)とGNUのC++であるg++
について動作確認をしています。すべてについて共通のソースコードと
なっています。ただ、いくつかの制限事項があります。
クラスライブラリ開発者のためのメモ
KONOEクラスを開発する人のためのメモがあります。
こちらをご覧下さい。
[ File = konoe/src/index.html ] last modified = 14-Nov-2000
KONOEコラボレーション
konoe-req@konoe.kek.jp