T473 HistogramDisplay User Requirements Document

機能:
 HistogramDisplayプロセスは、Histogramプロセスの起動しているホスト、ポート番号に対してソケットを用いてデータの要求する。すると、Histogramプロセスから、Konoe1DHistogramあるいは、Konoe2DHistogaram型のデータを受け取ることとなる。このとき、ネームスペースのHISTO_HOSTに書かれたホストの、UI_TO_HISTO_PORT1, UI_TO_HISTO_PORT2に記述されたポート番号に対するコネクションの設立を行う。
 要求するヒストグラムの種類は、NameSpaceにHISTOGRAMSというアイテムがあり、そこからヒストグラムのリスト情報を取得し、そのリストから選択する。そして、要求したヒストグラムは、新しく開かれたウィンドウに表示される。このとき、CsI 25本全てのヒストグラムを選択した場合は、1つのウィンドウ内に25個のパネルが同時に出力され、ヒストグラムは時間と共に更新されていく。また、リストから選択したヒストグラムを複数同時に表示することができ、ソケット通信によるヒストグラムの種類の要求により実現する。このとき、Histogram、HistogramDisplay共にいくつかのポートを用意しておく。

 Histogramプロセスに対する要求は、ヒストグラムキャンバスの描画が完了した時点で行われる。これにより、ソケット通信の速度を損なうこと無くデータの受信を行うことができるようになる。そして、描画されたヒストグラムは、PostScriptとして保存することもできる。
 ヒストグラム表示キャンバスでは、ヒストグラムの最大値、平均値といった情報の表示も行う。また、ヒストグラムキャンバス上に描画されたヒストグラムをマウスでクリックすると、そのクリックされた点に対する値が表示される。マウスドラッグによりヒストグラムの範囲を選択すると、その範囲での平均値の表示が可能である。
 ヒストグラムキャンバスでは、そのキャンバスに対するコントロールパネルを用意している。コントロールパネルを操作することにより、表示されているキャンバスの大きさや、ヒストグラムの色の変更等が可能となっている。

要求:


ネームスペース
アイテム 働き
HISTOGRAM_DISPLAY_HOST ホスト名 ランコントロールに読まれる
HISTOGRAM_DISPLAY_PORT ポート番号 ランコントロールに読まれる
HISTOGRAMS csi_adc, csi_tdc, scin_adc,scin_tdc , Histogramプロセスに要求できるヒストグラムの種類
UI_TO_HISTO_PORT1 ポート番号 UI_HIST_REQUEST1に対応したポート

[ File = konoe/examples/t473/HistogramDisplay/urd.html ] last modified = 29-Sep-2000
[ exmples / t473 / HistogramDisplay / URD ]
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