KonoeCAMACCoincidenceRegister

クラス概要

CAMACモジュールであるコインシデンスレジスタを扱います。

継承関係

KonoeCAMAC16bitModuleを継承しま す。

公開メンバー関数

KonoeCAMACCoincidenceRegister( const KonoeCAMACCrate* crate, KInt aStationNumber, KInt aChannel )
コンストラクタです。
引数にはコインシデンスレジスタモジュールが挿入される KonoeCAMACCrate型オブジェクトへ のポインタとステーション番号、コインシデンスレジスタのチャンネル数 を与えます。
~KonoeCAMACCoincidenceRegister( )
デストラクタです。なにもしません。
void read( )
コインシデンスレジスタの値を取得します。
その値は例えば、1番と5番のチャンネルのフラグが立っていれば、 17(10)になります。
void readClear( )
コインシデンスレジスタの値を取得した後、レジスタをクリアします。
void test( )
全てのビットを立てます。16(1〜16)チャンネルのモジュールならば、 read( )で取得される値は 65535(10)です。
KonoeDataSegment* getDataSegment( KInt segmentTag )
オブジェクト生成時に引数に与えたチャンネル分のデータを データセグメントにして返します。
ビットが立っているチャンネルは1、それ以外は0になります。
KInt fillData( KonoeDataElement* anElement, KonoeModuleSubaddress* subAddress )
指定したサブアドレスのデータを データエレメントにして返します。
ビットが立っているチャンネルは1、それ以外は0になります。
void initialize( )
モジュールに対して初期化動作を行います。 clear( )と同じです。
void clear( )
モジュールに対してクリア動作を行います。
void update( )
モジュールを更新します。clear( )と同じです。

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