[B3.1]KONOEコントロールコンソール
KONOEのコントロールセンターに対するフロントエンドとしてシステムを
制御するための制御卓の役割をするマンマシンインターフェースです。
このコンソールを通して全ての制御が可能でなければなりません。また、
制御のための様々なパネルをこのコンソールを通して起動できることが
必要です。
KONOEでは出来るだけ軽量のプログラムによってシステムを構成することを
心掛けています。当然コンソールも個別のパネルは簡単な構成からなり、
単独でデバッグが出来るものでなければなりません。
1.コントロールコンソールの機能
コントロールコンソールはコントロールセンターと通信するための
フロントエンドです。コントロールセンターへコマンドを送る機能と
コントロールセンターから送られてくるステータスを表示する機能を
持つ必要があります。
制御モデルとしては、KONOEのシステムはオブジェクト群で構成され、
それぞれのオブジェクトのメソッドを起動することで制御を行なう
ものを考えます。
- コントロールセンターはネットワーク上のコンフィギュレーションを
知っています。すべてのプロセスオブジェクトを知っており、それらの
起動停止や制御を行なうことが出来ます。
- コンソールはまずコントロールセンターに問い合わせ、個別の
プロセスオブジェクトについて制御経路を確保します。
- 確立した制御経路を通して、プロセスオブジェクトが自分で知っている
DAQオブジェクトについて問い合わせたり制御したりします。
- オブジェクトの制御には、そのオブジェクトのデータベースへの書き込みや
データベースからの読みだしを含みます。
オブジェクトの表示や制御には共通のGUIが使われるべきです。
2.コントロールコンソールの実装

[clients/console.html] Last Modified : 12-Apr-1997.
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