設計仕様

入出力ポート

入出力ポートの構成は以下の通り。(この下に図があればうれしいな。) これらはすべてソケット通信を用います。
(この概要はいらん)

概要

入力専用ポートから取得したソケット通信データを、このハブに接続された 各々のプロセスに流します。またこのデータはファイルに記録することもできます。

動作

入力専用ポートからのデータは一時的にバッファに記録されます。 (このバッファサイズは可変です。下流のプロセスの様子等をみて 決定してください。) また、同時にこのデータはすべて漏らすことなくファイルに記録されます。
入出力ポートにコネクトされたプロセスはソケットを通して、後に記すような リクエストを送ることで、バッファ内から必要に応じてデータを取り出す ことができます。
また、エミュレーション機能も備えており、ファイルに記録されたデータを あたかも入力ポートから来たかのようにして下流へと流すことができます。

リソース

今回は1スピル分のデータが貯めておけるだけの メモリーを確保したいと思っています。
(注意)入力データはまとまってくるため、バッファサイズが 小さいと、読み出す前に上書きされてしまいます。

ネームスペース

KonoeDataHubはその機能上、複数起動される可能性があります。 そこでネームスペース内での識別子の衝突を防ぐため、 以下の文字列 "DATAHUB" には各データハブ固有の名前(一意に設定される) を入れる事にします。
構想としては ./DataHub [name] で名前を設定しようと思っています。

コマンド及びリクエスト セット

ハブのコントロールに関係するコマンド群です。 各ポートに接続されたプロセスが、利用するリクエスト群です。 以下はハンドシェークモードで有効なリクエスト (注意)ここに載せた幾つかのリクエストは、提案であり必ず実装する と言うわけではありません。 今現在の構想では、普段は、DATAHUB_REQ_CURRENT を使用し、 ランが変るときに、ファイルを変えたいから DATAHUB_CMD_NEW_FILE を使い、 オフライン解析で DATAHUB_CMD_READ_FROM_FILE が使われるのではないか と思っています。
[ File = konoe/examples/t473/DataHub/urd.html ] last modified = 2-Oct-2000
KONOEラボレーション konoe-req@konoe.kek.jp