KonoeDataSegment
クラス概要
KONOEのデータ表現の階層で、データ要素の集合を表します。データ要素は
一つの要素に一つのアドレスが与えられます。データセグメントはそれらの
集合ということですから、いくつものアドレスにまたがったデータを一つの
セグメントで表すことができます。
データ要素のアドレスは、それがどのセグメントの一部であるかということで
実質的に有効になります。例えば一つのモジュールを読みだす場合、
データが飛び飛びに存在する場合、一つ一つを要素とし、モジュールから
セグメントを読みだすことがこのスキームと対応します。
継承関係
KonoeList
< KonoeDataElement >と
KonoeVStreamableObjectを継承します。
メンバー関数
KonoeDataSegment( )
- コンストラクタ。空のデータセグメントを生成します。
KonoeDataSegment( KInt tablesize, KInt type )
- コンストラクタ。tablesize個の要素を持ちうるセグメントをtype識別子で
生成します。
void dump( ostream & os )
- 現在の内容をダンプします。
KInt getID( )
- セグメント識別子を返します。
KonoeListメンバー関数。
KInt add( KonoeDataElement * entry )
- データ要素を追加。
void reset( )
- リストの順次取り出しのためカウンターなどをリセットします。
KonoeDataElement * next( )
- リストから次のデータ要素を取り出します。
KonoeDataElement * get( KInt index )
- index番目のデータ要素を取り出します。
KInt getCount( )
- このデータセグメントに含まれるデータ要素の数を返します。
KInt getTableSize( )
- このデータセグメントに登録可能なデータ要素の数を返します。
メンバーデータ
定数
File = KonoeDataSegment.html last modified = 03-Aug-1997
坂本 宏
sakamoto@scphys.kyoto-u.ac.jp