三角関数
◇ OPTION ANGLE DEGREES
OPTION ANGLE DEGREESをプログラムのはじめに書くと,三角関数の角の大きさの単位が度(degrees)になる。
例
10 OPTION ANGLE DEGREES
20 PRINT SIN(30),COS(30),TAN(30)
30 END
SIN(30),COS(30),TAN(30)は,それぞれ,
sin30°,
cos30°,
tan30°を表すことになる。
[操作]
shiftキーを押しながらF7キーを押すとOPTION ANGLE DEGREESが挿入される。
◇ 逆余弦関数
cos
θ=
xとなる角θをACOS(
x)によって求めることができる。ただし,結果の角は,0°から180°までの範囲になる。
例 余弦定理を利用して3辺の長さ
a,b,cから∠Aの大きさを求める。
10 OPTION ANGLE DEGREES
20 INPUT a,b,c
30 PRINT ACOS((b^2+c^2-a^2)/(2*b*c))
40 END
◇ 逆正弦関数,逆正接関数
sin
θ=
x,
tanθ=
xとなるθの値は,それぞれ,ASIN(
x),ATN(
x)によって求められる。結果の角は,-90°から90°の間になる。