CGI からファイルのアップロードを行う場合、 フォームからのデータの追加/修正を行い、 1ファイルずつ処理をするしかありません。 しかし、dbipg_file_upload コマンド を利用すれば、コマンドラインから一度にアップロードすることができます。 この場合の典型的な手順は次のようになります :
致命的なエラーが発生すると、 データ定義ファイルで指定したアドレスにメールが送られます。 メールの内容には、どこでどのようなエラーが発生したかが示されているので、 この内容を元にデバッグをすることができます。 また、データ定義ファイルで指定したログファイルにも、 エラーの内容が記録され、そちらも参考になるかもしれません。 ログファイルの内容については DBIPgSystem::DB::add_log メソッド を参照してください。
メールの内容は、幾つかの項目名と値の組から構成されています。 項目名が '[ ... ]' のように括弧付きで示され、 その次の行からその項目に対する値が示されます。 項目と値の組の例を下に示します。 恐らくとても有用な項目は、message と caller です。
データを完全に削除するには、 システムが使用しているデータベースのテーブルを初期化し、 データの登録時に生成されたファイルを削除する必要があります。 この作業を行った後は元の状態に復元することはできませんので、 データのバックアップをとることを強くお薦めします。
データベースのテーブルを初期化するためには、まず dbipg_create_table コマンド を使って、SQL文を生成します(通常は make sql でも同様)。 次に、生成されたファイルを使って、 'psql -U username -f sql_file dbname' のように psql コマンドを実行します (通常は make sql を実行すれば、使い方が表示されます)。
生成されたファイルを削除するためには、 dbipg_remove_files コマンド を使います(通常は make clean でも同様)。 生成されたファイルとは、エクスポートされた詳細表示用のHTMLや、 アップロードされたファイル、 システム内部で一時的に生成したテンポラリファイルのことです。
以上をまとめると、通常は次の手順でデータを削除できます: