Last updated: 12/22/2002 Top ドキュメントTop

データベース管理システム 管理者用ガイド
メンテナンスモード

メンテナンスモード

アプリケーションの稼働中に、 定義ファイルやテンプレートファイルを変更したい場合などでは、 メンテナンスモードの機能が役に立ちます。

データ定義ファイルの $self->{debug}{maintenance} が true のときは、 アプリケーションはメンテナンスモードとして動作します。 メンテナンスモードでは、 メンテナンスの対象外となるホスト ($self->{debug}{maintenance_except_addr} で示される IP を持つホスト)以外からのアクセスに対し、 テンプレートファイル $self->{template}{maintenance} を出力して、 処理を終了します。 従って、特定のホスト以外からデータベースにアクセスすることが できなくなります。 この処理は、CGI から DBIPgSystem オブジェクトが作られるときに行われます。

また、$nvar{sys}{maintenance} には、 メンテナンスモードであることを示す文字列が格納されます。 この文字列は、メンテナンスの対象外となるホストに、 現在メンテナンス中であることを知らせるために有用です。 メンテナンスモードの解除をうっかり忘れてしまわないためにも、 ほぼ全てのテンプレートファイルに <% print $nvar{sys}{maintenance} %> のような文字列を 埋め込んでおくとよいでしょう(サンプルを参照してください)。 ただし、フレームを利用する HTML がある場合は、 fremeset を定義するファイルにこの文字列を埋め込まないでください。 さもないと、メンテナンス中にそのページは正しく表示されません。 (サンプル2 の「履歴書」にある detail_main.html を参照。)